7/19おもろーな試聴、TL-2.5+LX-360?(^^♪
さて、どうしてこんな試聴になったかと言うと・・・
JBLの古いスピーカーを探されているというお客様が見えてお話でしたのですが・・・
現在、そのお客様は、CECのベルトドライブのCDプレーヤーとデノンのアンプとPMCの小型スピーカーを使用していて、古いジャズを聴きたいので、JBLの古い機種を探しているということでした。
単純にJBLの古いスピーカーと言っても、さまざまな製品がありますし、ただ単に、古いJBLを購入すれば古いJazzが雰囲気良くなるというものでもありません。
それよりも、鳴らし方次第ではPMCでも、他の小型スピーカーでも、古いJazzらしさが出るものですので、こんな感じはどうですかという実験をしてみました。
それは、アンプで味をつけるという方法です。PMCの小型スピーカーはありませんので、
B&W 805S
Marantz SA-7S1
Luxman LX-360です。
真空管アンプですから、艶っぽいきれいな音と、真ん中の温かさがあるので、このセットだけでもなかなかいい雰囲気なのですが、やっぱりキレイな音の分、やや細身な音です。古いJazzなら、もっと中域の盛り上がりと荒っぽさと、押しが欲しいところですね。
そこで、これにVTLのTL-2.5を追加します。
B&W 805S
Marantz SA-7S1
Luxman LX-360+
VTL TL-2.5です。
LX-360にはダイレクト入力やプリパワー分離の機能がありませんが、それはなくても問題ありません。
通常の入力端子にプリアンプからの出力をつないで、ボリュームを上げて使えばいいのですね(^_-)-☆
やはり、TL-2.5が入ったことにより、ぐっと中域が分厚くて、張りと押しがあるJazzらしい音になりました
ボーカルや各楽器がググっと前に出てきて、とても楽しい雰囲気になりました。
ウッドベースもブンブン言ってます
ピアノもただきれいな音を出すのではなく、リズム楽器としてのノリが出てます
ギターもカッコいいし
トランペットやサックスからは唾が飛んできそうです
・・・高解像度で今風な音の805Sでもちゃんと機械を選んで鳴らせば、Jazzらしい鳴らし方が出来るということなんですね。
逆に、いくらJBLと言えども、それらしい音が出るように使いこなし、機材を選ばなければ古いJazzっぽい音が出せるものではありません。
もちろん、そういう鳴らし方をすれば、よりJBLのスピーカーの方がJazzっぽい、ライブな感じの演奏が出来るのですね(^_-)-☆
なかのぶろぐの目次はこちら↓↓
http://www.dynamicaudio.jp/audio/tok/honjitu.html#nakaindex
こちらの記事のお問合せはこちら↓↓
nakano@dynamicaudio.co.jp 2階 中野まで
| 固定リンク