メティス5、コンパクトなのに凄いです(^^♪
・・・・前回から、JBL 4344MkIIを鳴らしていて、他にもいろいろ鳴らしてますが・・・・なかなか良い感じです(^_-)-☆
低域に力感があるので、設置状態の良くない4344MkIIからでも、低域の分解能と躍動感がかなり出ます(*^_^*)V
ベースの太い感じや、ドラムスなんかも良い感じです。
クラシックも、4344MkIIは現代的な音作りなので、弦やピアノやソプラノもきれいに出ますし、メティス5に力感があるので、大編成のシンフォニーの低域もしっかり広がりがあります。
まあ、定価で言えば70万円ですから、この位鳴ってくれないと困るのですが、このサイズのコンパクトさで出るところが凄いですね。
昔のゴールドムンドと違う音作りで、細すぎないのも良いところです。
マッキンの様などっしりとしたゆったり感はさすがにありませんが、その分歯切れ良く先鋭で、ドライブ感が味わえますね(^o^)/
まあ、レビンソンやゴールドムンドの大型パワーアンプのように、4344MkIIを、締めて凄くシャープに鳴らすほどの力があるわけではありませんが、それは値段が倍以上違いますからね。
むしろ、大型スピーカーらしいゆったり感が味わえて良いかもです(^_-)-☆
・・・さて、では他のスピーカーはというと・・・
システム構成はそのままで・・・
曲は・・・
・・・先ずは、クリプトンのKX-1000P・・・・
密閉式トールボーイタイプらしく、締まって押し出しの良い、密度感に高い鳴り方になります。
KX-1000Pはアンプが弱いと密閉式にしては低域が膨らんだ感じになりますが、そんなことはなくしっかりとしたバランスで鳴らし、中高域は小型スピーカーの様な粒立ちの細かさが出て、それでいて高域が強すぎて硬くなったりしません。弦の艶やかさもしっかりと出て、全帯域に渡って密度感が高い、国産スピーカーらしいタイトで分解能の高いしっかりした鳴り方です。
・・・では、エラックのFS-210CEでは・・・
リボンツイターの良さが出て、クリプトンより細身ですが艶っぽく、滑らか感が出て、密度感はやや減ってその分広がり感が出ます。弦が特に良く出るようなバランスになり、音楽的な表情が表現されます。
低域はやや丸さと膨らみ感があり、クリプトンのような押しのある密度感ではなく、やはり広がりのある感じになります。
シンフォニーでは、やはり広がりのあるゆったりとした感じになり、アタック感は少なめですが、その分聴きやすいバランスになります。中低域はクリプトンの方が太い感じですね。
そして高域の空間の広さが良く出る感じになります。
・・・ATCのSCM40では・・・
こちらも密閉式なのでタイトな出し方になりますが、密度感と押し出しはやはり価格差が出てクリプトンより細身になります。エラックとは質感がだいぶ違いますが、こちらも弦に焦点を当てた感じに描写になりますね。
それでもしっかりとしただけではなく雰囲気のある演奏が聴けます。
シンフォニーでは・・・やはりスケール感や押し出し感、密度感では価格差でクリプトンには敵わないのですが、それでもかなりしっかりとした描写で、中域の太さが感じられる鳴らし方になります。
・・・ヴィエナ・アコースティックスのベートベン・コンサート・グランデでは・・・
一転して、膨らみ感と優しさのあるとても聴きやすい音になります。
もちろん綺麗でシャープな音も出るのですが、やっぱりウィーンならではのバランスで、低域がゆったりしていて聴きやすいんですね。
緻密さで聴くのではなく、緩やかに楽しく聴くという雰囲気になります。
シンフォニーでも、やはり、たっぷりした低域を中心に、細身ですが緩さと優しさと丸さのある音で楽しいですね。
・・・ということで今日のラインアップは・・・
ソース:LINN MAJIK DS
D/Aコンバーター:GOLDMUND MIMESIS 21D/USB
プリメインアンプ:Metis 5
スピーカー:JBL 4344MkII
スピーカー:KRIPTON KX-1000P
スピーカー:ELAC FS-210CE
スピーカー:ATC SCM40
スピーカー:VENNA ACOUSTICS BEETHOVEN CONCERT GRAND
です(^^♪
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