またまたセットして来ました(^^♪・・・ヴィエナ・アコースティックス:ベートーベン・コンサート・グランデ
先日、世田谷のS様のところにヴィエナ・アコースティックスのベートーベン・コンサート・グランデのローズをお届 けしてセット、音出しをして来ました(^^♪
もう、スペースがあったのでいきなり内振りセッティングです。
背面の壁からはそれほど距離がなく、横の壁からもそれほど距離がなくても、内振りセッティングなら背面のバスレフポートからの低音も斜めに抜けるのでまったく問題ありません。
横を向くので奥行きのあるコンサート・グランデでもあまり前にせり出しませんね(^o^)/
・・・毎回、このスピーカーは、新品を開封したばかりなのに良い感じで鳴ってくれます。
お客様のお部屋では、秋トレの2階のように機械がごちゃごちゃしていないのでスッキリとクリアに鳴ってくれて、このスピーカーは、ホントに家庭で良い音のするスピーカーだなぁと思いますね(^_-)-☆
・・・開梱して、足とスパイクをつけて、専用のスパイクベースに乗せて設置します。
見た目に地味で小さな薄いスパイクベースなのですが、これが音を硬くしないでゆったりさせてくれるのだと思いますね(^^♪
写真は携帯のカメラで撮ったので色が出てませんが、色はローズウッドです。
このベートーベン・コンサート。グランデは、アンプやCDのグレードを選ばないのもいいところです。
今回、S様は古いラックスマンで大丈夫かと少し心配していたのですが、このころのラックスマンの音は柔らかさがあっていいんですね。
まったく心配無用の良い音が出ていました(^^♪
このスピーカーは、アンプやCDを選びませんが、グレードを上げると、当然その分さらに音が良くなるのですが、普通はいっぺんにスピーカーとアンプとCDをというのは無理ですから、とりあえずスピーカーだけを変えても、今までの音から格段に向上してくれるのが良いところですね。
次にアンプやCDを替えるまで我慢しながら聴くというのはとても寂しいのですが、そういう我慢をしなくても良いスピーカーなんですね(^o^)/
でも、音の調整にはコツがあるので、今回も少しばかりいじって来ました。
S様のラックはヤマハのGTラックでしっかりしています。
アンプとCDプレーヤーも電源はは替えてあります。
アンプの足の下には柔らかいゴムが敷いてあります。
そのゴムが丁度4個あったのでCDプレーヤーの下に敷きました(^_-)-☆
柔らかく置いて硬さを取るのが良いんですね(^o^)/
それから、みなさんたいていアンプのソースダイレクトスイッチを入れて、CDからの音をダイレクトに聴こうとしますが、それは試聴室みたいな場所のセッティングで、ご家庭では意外とそうでもないんですね。
デノンは高域と低域にキャラクターがあり強くでますので、ソースダイレクトスイッチを切って、トーンコントロールで高域と低域を絞ります。
そうすると相対的に中域が出て出る音に音楽的な表情が蘇ります(^_-)-☆
なんと、高域を絞った方が高域の抜けが良くなり荒さが取れて、クリアになるんですね(^^♪
この組み合わせで、音は左右に広く広がり、音場は奥深くなり、各楽器の音が空間に漂います(^^♪
いきなりかなーりバッチリな音なんですね。
この状態でクラシックろ聴くと、音楽としての立体的な空間構成が良く分って、聴くのがとても楽しくなります。
S様もお持ちのCDをかけたのに初めて聴くCDみたいだと言ってました( ̄ー ̄*)V
それから、音楽の構成が分るので、小さな音の小ささが楽しめます。
さらに、音のない部分の音の無さが楽しめるのです。
音が無くなって、そこに、次にどんな音が現れるのか、どんな現れ方をするのかワクワクするのですね。
CDを頭からかけたら、個別の音だけを聴くのではなく、音と音のアンサンブルに仕方の妙が聴けるので、ついつい終わりまでワクワクしながら聴き終えてしまいます(^^♪
そして、せっかくなのでレコードもかけてもらいましたが、しっかりしていますがそれほど高額なプレーヤーとカートリッジでなくても、めちゃめちゃ良い感じで音楽が現れました。
音楽がそこにリアルにある感じで、しっかりした低域なのに余分に膨らまず、伸びがあるのに押し付けがましくなく、強いのに優しく、優しいのにしっかりしていて・・・・およそ申し分ない感じでした
これでスピーカーをもっと鳴らし混んだらいったいどうなるの?という感じですね(^^♪
ところで、余談ですが、レコードをかける時に、S様はスプレーをかけようとしていたので、それは入りませんとアドバイスしておきました。スプレーがパチパチ音の原因なんですね。実際そのままレコードをかけてなんのノイズも気になりませんでしたから(^^♪
そして、音が良くなると、それをもっと楽しめる良い聴き方があるのです。
それは、部屋の扉を開けたままにして、隣の部屋で聴くという聴き方なんです。
スピーカーから良い音が出ると、隣の部屋までちゃんと音が伸びてきて、当たりがさらに優しくなっていて、テーブルに座ってお茶をゆったり飲める音になるんですね(^^♪
美味しいお茶を飲みながらまったりと音楽を聴くのは、日曜日の午後などに最高の楽しみですね(^_-)-☆
・・・てなわけで、ベートベン・コンサート・グランデの家庭用スピーカーとしての素晴らしさを再確認した夜でした(*^_^*)
・・・試聴が終わったら僕は帰らなければならないのがつらいところです。
もっといろいろ聴いていたいと感じる・・・・そんな音でした(*^_^*)
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