ATCのSCM40もぐっと曲げてセットしてきました(^^♪
今回、ご購入頂いたお客様が始めに来店された時はもっとご予算が低い手頃な音のスピーカーをということだったのですが・・・
いろいろお話をしていると、ドリーム・シアターなどのロックを聴くということでご自信もギターを弾かれるということで、リアルな演奏を楽しむサウンドとしてはやはりATCがお勧めなので、SCM40を試聴してもらいました。
ロックの演奏らしいタイトな音と、太さと躍動感が出るということで、かなり気に入ってもらえて、要検討ということでその日は終わり・・・
後日、再度、CDソフトをご持参頂いての試聴です。
・・・ところで、メインはやはりパソコンからということで、USB DACも必要ですので、アンプは予算の関係でお手頃なところということで、当店でいつも鳴らしているトライオードのTRV-88SERです。
このセット、意外の馬鹿に出来ないリアルな演奏っぽい音が出るのですね(*^_^*)
真空管の低域は丸さがあるので、弾んでくれる太い低域が出てくれます。
密閉式ですからそれでもタイトさは失われず、しっかりと皮を張ったドラムスの感じがよく出ます。
そして、ATCの肝のミッドは、管球式アンプの中域が良く合うのですね(*^_^*)
ただ、お客様はJ-POPのP女性ボーカルも聴かれるので、それはちょっと音がしっかりし過ぎてしまうのですが、音階は両方は求めないで、ロックを中心の音でということになり・・・
USB DACはまた後でということで、CDプレーヤーをお父様から借りてのラインアップとなりました。
配送日、当日、僕が会社の車ダイナ号での配達ですが・・・
事前にお客様にSCM40のスパイク対策として、ホームセンターで板とカグスベールを用意してもらっていました。
当日、板の裏にカグスベールを貼って、その上のSCM40を立てるとスパイクが板にめり込みます。
これが高域を柔らかくしてくれるのですね。
そして、いつもの内振りですが、これはカグスベールのおかげでスイスイ板ごと動くので、いつでも好きな角度に変えられます(*^_^*)
ATCのツイターは始めはけっこうキツイのですが、極端な内振りで強い音は飛ばしてしまうので、いきなり良い感じの音が出てます( ̄ー ̄*)V
CDプレーヤーがマランツなので、それも全体の音を聴きやすくしてくれています。
むしろ、低域がフローリングに反射して膨らむので、ありあわせのクッションをスピーカーの後のコーナーと、前に置いて余分な低域を吸わせます。
テレビのフラットな面が高域を反射するので、これもあり合わせのT-シャツで吸わせます。
このセッティングでは全体の音が優しく、しかも中域に厚み感があって、低域は十分出ているという感じになるのですね。
そして、極端な内振りにすればするほど音のステージは部屋全体に広がりますので、お部屋の隅のベッドで聴いてもヴォーカルや演奏をテレビの辺りに定位してくれて、スピーカーから音が出るハイファイ感ではなく、ライブを聴きに行っているリラックスした感じになるのです。
しかも、マランツが出す音が優しく細身なので、J-POP系の女性ボーカルの可愛らしさもでているのですね(*^_^*)
毎回、お客様のところでは、エージングもしていない状態なのに良い感じも音が聴けるのですが、今回もバッチリでした( ̄ー ̄*)V
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