ネットワークプレーヤー N-50とNA7004を比べてみました(^^♪
ラインアップは・・・
アンプがマッキントッシュのMA6300・・・・LTDモデルは品切れ中ですね(^^;
スピーカーはダリのヘリコン400MK2 です。
音楽データはNASからでFLACの44.1kHz (CDからのリッピング)です。
・・・で、ただ聴くだけだとスピーカーとアンプの音もまざるので、単体の音は分らないのでマランツのNA7004と比較で聴いてみます。
・・・・ということでN-50とNA7004を聴き比べてみると・・・
N-50・・・全体に音がクッキリして先鋭で分りやすい音で、低域もだいぶ締まってタイトな感じで、全体の帯域バランスは高域がクッキリして目立って、低域ば少ない逆三角形型▽です。
アンプのMA6300やヘリコンは低域はゆったりと出るタイプなので、かなり音を締めて出すタイプですね。
・・・これは、ヘッドフォンで聴くのに鳴れた若い人や、低域をドーンと持ち上げて鳴らす小型AV用スピーカー向けの音作りという感じで、シャキシャキハッキリしたパイオニアさんらしい音の出し方で軽快です(o^∇^o)ノ
NASからのデータのサンプリングは44.1kHzです。
これでハイサンプリングになると高域はもっとシャッキリクッキリして情報量が多くなりハイレゾ音源だと粒立ちがクッキリするでしょうね(*^^*)
で、NA7004にすると・・・音の出方がだいぶ優しく大人しくなります(*^^*)
N-50と比べるとクッキリ感はだいぶ減りますが・・・その分神経質な感じは減って音がふっくらした感じになります。
流れていてもジャマじゃない優しい感じで、そして、低域もゆったり自然に広がります。
N-50と比べると、重心の低いだいぶ落ち着いた大人っぽい音になるのですね(^ー^)ノ
・・・これは、マランツの方が定価で高いのと、メーカーの音作りの違いですね。
人それぞれ好みがずいぶん違うので一概には言えませんが、若い人にはN-50のクッキリ感が気持ち良いでしょうし、大人な人にはマランツの落ち着いた音が良いかもしれませんね(*^^*)
では、CDプレーヤーと比べたらどうなのかなと言うことでやってみました(^^♪
NA7004とほぼ同定価のSA8004とその上のSA-15S2で比べてみます。
HDDにリッピングした音楽はデータとしてしっかりするからCDプレーヤーよりUSB DACやネットワークプレーヤーの方が良いと言われていますが・・・
曲をガンガン切り替えてあれこれかけられる便利さはダントツでPC系ですね(o^∇^o)ノ
実際に当フロアでも普段はLINN のMAJIK DSでずっとかけていますからΨ( ̄∇ ̄)Ψ
でも、これと思ったCDを聴くという時にどうかと言うことになるとどうなるか・・・
SA8004は・・・・NA7004よりさらに全体の音がしっかりします。
優しさや大人しさはマランツのキャラクターで同じ傾向ですが、それがさらにふっくらゆったりして聴きやすくなって、落ち着いた感じになるのですね(*^^*)
低域も締め過ぎないで自然に出てきてくれます。
・・・SA8004と比べてしまうとNA7004も低域はやや軽いのですね(; ̄ー ̄A
N-50は、音のキャラが違うので、カチカチした刺激感のある高域がクッキリ聴こえるという感じになります。
そして、価格がさらに上クラスになるので反則ですが、SA-15S2になると・・・
SA8004よりボディやメカにお金がかかっている分、圧倒的に音に厚みが出て自然な感じになるのですね(*^^*)
・・・
普通、お店のように一日中音楽をかけっぱなしということはないので、家でCDを聴いてリラックスしたい場合などは、同じ予算ならCDプレーヤーでいいかもしれませんね。
反対にかける時間が取れてあれこれ選曲していろいろ聴きたいという場合はUSB DACやネットワークプレーヤーは便利ですから、便利さのために音の落ち着き感はちょっと我慢するということにしてもいいかもしれません。
USB DACもネットワークプレーヤーもオーディオ部分にお金をかけてネットワーク系のノイズからアイソレートするとやっぱりグレードの高い音になり、そうするとデータとしてしっかりした分の良さが出てくるので、そういうレベルでのUSB DACやネットワークプレーヤーはやっぱり良さがありますね。
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