マッキンのMCD1100をお客様の家で試聴しました(^^♪
・・・・ということで、ヴィエナ・アコースティックスのザ・ミュージック クリムト君をお使い頂いているお客様のところに、マッキントッシュのSACD/CDプレーヤー MCD1100を持ち込んで自宅試聴をしてみました(*´∇`*)
こちらではすでにマッキントッシュの管球式プリのC2300と管球式プリメインアンプのMA2275をお使い頂いていて・・・今までは、i Pod+オンキョーのi Pod ドックのND-S1000からノーススターデザインのエッセンシオにデジタル入力したり、PCからUSB接続したり、ブルーレイプレーヤーから光デジタルで入れたりしていたのですね。
そして、それでも、クリムト君からはとても良い感じの音楽が流れていてのですが・・・今回、ちゃんとしたCDプレーヤーで鳴らすとどうなるのかということを実験してみたのですね。
そして、どうせならということで、アンプをモノラル使いにしてみるとどうなるかということもやってみたのです(o^∇^o)ノ
こちらはラックがクワドラスパイアーで、ポールもいろいろお持ちですから、組み換えが自由に出来るので、ピッタリのセッティングが出来てカッコいいですね(*´∇`*)
アンプのMA2275は、プリメインアンプですから、パワーアンプのMA275のようにブリッジにしてモノラル使用はできません(;^_^A アセアセ・・・
また、クリムト君はシングルワイヤリングのスピーカーですので、バイアップ接続も出来ませんので、MA2275は片ch分は休ませてというゼイタクな使い方になります。
そして、2台並べても、アンプの出力としては、1台とまったく代わらないのですね(;゜(エ)゜) アセアセ・・・・
でも、・・・でも、・・・それでも、このゼイタクな使い方には電源が左右独立するというメリットがあり、アンプにとっては負担が軽くなり力を楽に発揮出来るようになるのですね( ̄ー ̄*)V
実際、初めはMA22751台だけをご使用頂いていたのですが、クリムト君導入の時にプリアンプのC2300を追加されて、しっかりしたプリアンプからの送り出しを入れてあげると、アンプとしてのMA2275のパワーは変わらないのに、実際にはかなりパワーが上がったような余裕感がでました。
そして、管球式でしっかりしたプリが入ったことにより、音のグレード感(緻密さ、滑らかさ、余韻感、見通し感など)が大幅にあがります。
さらに、これまた変則的な使い方ですが、C2300とMA2275の接続はMA2275のパワーIN に入れるのではなく、MA2275のCD入力に入れて、MA2275のボリュームを通すという接続に仕方なのですね(*´∇`*)
これは、音のクッキリ感や鮮度感重視だったら絶対にやらない方法ですが、音楽の楽しさ重視だと話が違うのですね( ̄ー ̄*)V
真空管は重ねるとより豊で膨らみ感のが出るので、せっかくのMA2275のプリ部用の真空管を使わないともったいないのですね。
そして、MA2275のボリュームも通りますので、プリとパワーでボリューム調節が出来ることにより、両方高いところでの使用が可能なのです。
昔はパワーアンプにもアッテネーターやボリュームが付いていましたが、ずいぶん前から音の鮮度重視でパワーアンプにはアッテネーターやボリュームが付かなくなっていますが、そうすると、プリアンプのボリュームがほんの少ししかレベルが上げられないということになります。
パワーがあればあるほどプリのボリュームは上げられなくなり、7時や8時くらいのところで使うことになるので、せっかくのプリの良さがあまり出ないのですね。
これもなかなかやりませんが、いいプリアンプに、出力の小さなパワーアンプを組み合わせるとプリのボリュームが上げられるので、意外に良い音がするのですね。
そして、音の鮮度重視で攻めると、どんどん録音の良くないソフトが聴けなくなって行きますが、音楽性重視でやっていれば、音の鮮度や綺麗さは低くても、豊かさや優しさや楽しさの音楽性で聴くと古い録音のそれほど良くないソフトでも、良い音楽だなという感じで楽しく聴くことができますね(*゜▽゜)ノ
・・・・で、肝心なMCD1100ですが・・・
もともとはトランスポートとD/Aコンバーターのセパレート方式だったものを一体型にしたということで、コストパフォーマンスが良くなっていますね。
ESSのハイパーストリーム方式の32ビットDACということですが、値段差のあまりない下位機種のMCD500は24ビットDACということで、音の感じがずいぶん違いますね。
MCD1100は、クリアで滑らか、見通しの良い現代的な音で、音の綺麗さが良く出ます(*゜▽゜)ノ
でも、ちゃんとマッキントッシュらしく、音の解像度や分解能だけではなく音場の立体感が出る感じです(*´∇`*)
MCD500は音に太さと良い意味での鈍さがあって、渋い聴き方をしたい方にはお勧めで、MCD1100はそれより細身ですがクリアで優しく、見通しの良さが出るといった感じです(*^.^*)
・・・ということで、今回の試聴の音ですが・・・
やはり音の入り口のグレードがグッとレベルが上がったところと、アンプの負担が減って楽に動作出来るようになったということで、まるでそこで楽団が演奏してくれているような空気感が出ながら、それが必要以上に先鋭過ぎることがなく、とても温もり感のある親密な感じになって、音楽として楽しめる感じなのですね。
たまたま、お客様のお友達もいらっしゃったのですが、その音楽の面白さや楽しさで、真剣に耳をそばだてて聴くというよりリラックスして仕事の疲れを癒して、楽しい会話を弾ませてくれるというクリムト君の良さがとても良く出てくれている感じなのですね。
それでいて、音の繊細さや見通し感や滑らかさや力感はさすがにベートーベンをはるかに超えていて、でもその指向するベクトルはちゃんと同じ音楽を楽しく聴くという方向を向いているという感じがするのですね(^o^)/
そして、出てくる音楽のスケール感は、やはりMA2275を2台使っていることから出る優しくて暖かさがありながら自然に広がってくれるという感じなのですね。
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