マッキントッシュのC220を自宅試聴しました(^^♪
先週のことですが、長年少しづつオーディオをグレードアンプされているお客様のところでマッキントッシュのC220の試聴をしてきました。
聴かれる音楽がクラシックやジャズもありますがクラシックロックから、60's, 70's, 80's を中心としたロック・ポップスということもあって話しが合うので、何年もかけてシステムを構築して来られたお客様です。
まず、スピーカーから始まって、次に、プリメインアンプにプリアンプを追加して、CDプレーヤーをグレードアップして、パワーアンプを入れて、スピーカースタンドを入れ替えて、壁コンセントや電源タップ、ケーブル系も少しづつ入れ替えて、音響ボードを入れて、DACを追加して、デジタルケーブルを入れ替えて・・・という具合に、それぞれに時間をかけて少しづつ一歩一歩システムをグレードアップして来られたのですね(^^♪
・・・ということでこういう感じのシステムです。
CD/SACD:マッキントッシュ MCD201
プリアンプ:ゴールドムンド ミメイシスSRP2.3ME
パワーアンプ:ゴールドムンド ミメイシスSRM250ME
DAC:ゴールドムンド ミメイシス21D
スピーカー:B&W 805S
ケーブル関係もキンバーの電源、ライン、スピーカーケーブルに、デジタルケーブルはゴールドムンドです。
805Sの向きもはじめのうちはまっすぐでしたが、機材やケーブル類のアップグレードと共に少しづつ内側を向いて来て、ミメイシス21Dが入った時点でぐーっと内側に向いて、今は横向きよ気持ちこっちを向いているという感じです(^^♪
ぱっと見て、ここまでそろっているのにCDがマッキンと思われるかもしれませんが、実は、全体のサウンドの要はこのマッキンのMCD201なのです。
マッキントッシュは、昔はフィリップスのCDドライブを搭載して太く弾む音を出していてそれでいてスチューダーやるボックス系よりも柔らかさと落ち着き感があったのですが・・・フィリップスドライブをやめて、マッキントッシュが探してきた他のドライブは・・・どこかのパソコンメーカーのドライブらしいのですが・・・・これが、実にフリップスのドライブに近い音がするのですね(*゜▽゜)ノ
音優先で選んだようで、動作的には若干問題もあるのですが、やっぱり些細な問題よりも、音がちゃんとしているのが一番ですね。
ということで、このマッキントッシュからデジタルで出してミメイシス21Dで受けると、フィリップスドライブと21Dの組み合わせのような弾み感と厚み感のあるとても良い感じの音になって・・・・
それをゴールドムンドのプリ・パワーが、カチっとしたエッジをつけて、音楽性を出して、広がりを出してくれるのですね。
そして、ミメイシス250MEはしっかりした低域を出すので、とても805Sとは思えないしっかりした低域が出るのです。
ですので、特にそのままでも、かなり豊かな音楽としてほぼすべてのジャンルを楽しめるのですが・・・
ロックでも、古めのロックのその雰囲気を美味しく味わうのには、気持ち、緩さと太さと優しさがもっとあるといいなという感じもしていたところなのですね。
で、マッキントッシュの真空管プリアンプのC220を聴いてみたわけですが、基本のゴールドムンドのアンプの音に気持ち、緩さと太さと優しさを足したいということですから、プリのミメイシスSRP2.3MEはそのままで、その前にプリプリアンプというかバッファーアンプとしてC220を入れるというセットでの試聴になりました。
21DからのアナログアウトをC220の入力に入れて、プリアウトをミメイシスSRP2.3MEの入力に入れて、両方のボリュームを使って聴くというスタイルです(^^♪
で、音を出した瞬間・・・・どんぴしゃな、優しくふっくらしてて厚み感がありながら、締まっていてしなやかさのある良い感じの音が出たのですね~(*゜▽゜)ノ
カーペンターズのカレンの歌声が極上という感じの美味しさで、しかも、ハイファイ臭さやステレオ的な誇張間のまったくない、人肌感のある良い感じで出たのですね\(o⌒∇⌒o)/
そして、そこでついでに持って行ったオーガニック オーディオのRCAインターコネクトをつないでみると・・・
さらに中域が盛り上がって情報量の多いコクのある良い感じの音楽になったのでした(*´∇`*)
いやー、とても優しくて、柔らかくてふっくらしているのに、まったくぼんやりしていなくて・・・
押し出しと切れ込みがあるのに、まったくうるさくなくて・・・
C220を入れなくても高さと左右の広がりがあって奥行きがかなり深かったゾーンが、
ゾーンの深さはそのままに、こちらの試聴位置の方までせり出して来たというか・・・
ライブ物で言えば、今までは比較的遠い位置で会場全体の音の広がりを聴いていたのに対して、
自分がアリーナ席の方に移動したような、ホールの大きさ感は一緒でさらに前の方に行って聴けているような・・・
リアルな親近感のある音場感なのですね\(o⌒∇⌒o)/
さらに、小さな音が音の小ささのバランスはそのままで、しっかりプレイの技として美味しく聴こえるので・・・・
今まであまり良く分からなかった曲が、すばらしい曲に昇格してしまうのですね。
特に、地味な曲ほどその地味な中の演奏の技が渋く聴こえて来て・・・
鳥肌が立つくらいすばらしくなってしまうのですね。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))
響きの伝わってくるウエイブが、まるで目に見えるかのようにこちらに届いてくるのですね(*´∇`*)
そして響きの周りについている間接音や余韻感が、ふっくら柔らかいバウムクーヘンのように年輪が見えるというか・・・そこにあるようにリアルに聴こえて、全体のまとまり感がちゃんとあるのに、些細な音が些細なままに美味しく聴こえてくれるのです。
そして、どんどんCDソフトを換えていろいろな曲を次々と聴いたのですが・・・
聴けば聴くほど面白くなって行って、時間の経つのを忘れてしまうという感じでした\(o⌒∇⌒o)/
もともとのシステムとしての良さがあるので、C220を入れた変わり方は、想像以上というか・・・
本当に、こんなに変わるかと思うくらいの美味しい変化でした(⌒~⌒)
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