McIntosh MC601 + MAGICO S-1 ですが、これが良いんです(^^♪
マッキンのアンプは家庭では無理なよどほ大きな音量で長時間鳴らし続けるようなことがなければ、ほとんど熱を出しませんので、クアドラスパイアーのポールを長さぎりぎりにして組んで入れることが出来るのですね。
また、クアドラスパイアーのラックは下から1段づつ組んでいけるので、1番下の棚板にスパイクとポールをつけて、アンプを置いて、その上に順次棚板を置いてはポールを立てて機材を置いていけるので、重たいMC601 の設置も意外にスムーズに出来ます。
CDプレーヤーとプリがシルバーで、MC601 がブラックフェイスの2トーンカラーですが、スピーカーもラックもブラックなので、シルバーの部分が明るさを出していて全部真っ黒よりもかえって面白い感じです(^^♪
ラインアップとしては、LUXMAN D-08 / OCTAVE HP-300SE / McIntosh MA601 / MAGICO S-1 という形で高級ハイファイシステムですが、お客様が好んで聴かれるのは80'S 90'S のポップスやロックなのです。
中域をしっかり出してそして全体がしっかりしていてうるさくなく、見通しが良く楽器演奏のアンサンブルや楽曲の中のSEの効果を楽しみながらしっかり聴けるシステムなのです。
このシステムはポンと購入されたわけではなく、はじめはマランツのCDプレーヤーとプリメインアンプとB&W のPM-1 からスタートされて、何年もかけながら、CDプレーヤーをグレードアップ→スピーカーのグレードアップ、プリアンプの追加と来て、今回最終的なパワーアンプのグレードアップになりました。
それぞれのご購入時にはいろいろ試聴をされて音の好みに合うものを相談しながらチョイスされたのですが、それぞれの購入時に、いろいろ相談してただクリアで情報量の多さを出すシステムではなく、ポップスやロックが演奏や楽曲の楽しさで聴けるように選定しています。
ラックスマンのD-08 は太く柔らかさがあり全体の押し出しがしっかりしていて、
オクターブのHP-300SE はそれに真空管の響きを載せて中域をさらに盛り上げてくれます。
さらに、ゲインの調整で、中域や全体の音の出し方が3段階の切り替えでソフトに応じて楽しむことが出来ます。
マジコのS-1はその音をクリアに色づけなく出してくれますが、さすがに密閉型なので、低域は少な目です。
その低域をマッキンのMC601が余裕でしっかり出してくれて、マッキントッシュと言うと音が粗いとかうるさいとか思う方がいらっしゃるかもしれませんが、今のマッキンはとても音がクリアで広がりがあり、S/Nも高いのです。
そして、低域はしっかりゆったりするのでとても落ち着いた長時間聴いていても楽な音になります。
マッキンの太くゆったりした落ち着いた低域が加わり、それ以前はまったく違う次元の音で、なおかつラックスマンやオクターブの良さもきちんと入った音で、ポップスやロックを楽しむことが出来ます。
ロックやポップスが硬さがなく音楽としての楽しさで面白く鳴るということは、クラシックやジャズもちゃんと鳴るのですね。
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